2015年9月社内発表会
9月の帰社日に実施した社内発表会の内容をお伝えします。
今回はシステムの出来が見違える詰めの質問術というテーマで発表が行われました。
『認識のズレを無くす4つのコツ』
「言葉の定義を訊く」
似た言葉の定義を明確にする。
例:クレジットの顧客情報を管理するシステムにて
新規クレジット契約情報に入力した申込人の情報は、顧客番号が採番された顧客として新規登録される
⇒「申込人」と「顧客」の関係は?
申込人だけど顧客じゃない :契約情報入力中
顧客だけど申込人じゃない :保証人
申込人かつ顧客 :契約をした本人(情報入力済)
「言い換えて訊く」
イメージがつかみにくい言葉を言い換える。
「チェックする」「管理する」「調整する」「正常に処理」等々
・・・使いがちだけど曖昧な文章を明確化する
例:「障害が発生したらエラーを出す」
「画面上に表示する」のか?
「アラーム音を鳴らす」のか?
「通知メールを送信する」のか?
「タイミングを訊く」
処理がどのタイミングで入るのか確認する。
処理の設定漏れ、無駄な処理、試験証跡の取得タイミング誤りの防止につながる。
例:「入力内容が間違ってたらエラーメッセージをヘッダに表示」
「エラーを検知した時点ですぐ表示」のか?
「全項目チェックし終えてから表示」のか?
「なぜ必要なのか訊く」
処理・手順が必要な理由・意味を確認する事で、必要な処理や作業内容を精査が出来る。
例:会計システムの機能追加依頼
1日1回、単価100円の商品の実在庫数とデータ上の在庫数が一致するかチェックする機能を追加
理由:在庫が間違った場所に保管されてないかチェックする為。会計処理はしない
⇒個数だけ考えればOK
99%理解したなら、1%の疑問を訊く
1%の確認が成功の元
0 件のコメント:
コメントを投稿